スタジオジブリの映画音楽も手がける作曲家・久石 譲とアメリカの音楽プロデューサーであるクインシー・ジョーンズ。
音楽が好きな方のみならず、どちらも有名なミュージシャンであることは誰もが知っていると思いますが、なんとそれ意外にビックリするような関係がありました。
これを読めば明日の職場や学校でめちゃくちゃ自慢できますよ。
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目次
ジブリ映画の音楽も手がける久石譲ってどんな人？
久石譲？誰それ？っていう方のために簡単に解説しておきます。
1984年の映画 『風の谷のナウシカ』 以降、宮崎駿監督の 『千と千尋の神隠し』 や 『崖の上のポニョ』 など9作品の音楽を担当するほか、北野武監督の 『HANA-BI』 、米国アカデミー賞外国語映画賞に輝いた滝田洋二郎監督 『おくりびと』 の音楽を手掛け現在までに60本近い映画作品の音楽を担当。これまで数度にわたる日本アカデミー賞最優秀音楽賞をはじめ、数々の賞を受賞。近年は海外作品の音楽監督も多数務め、韓国映画 『トンマッコルへようこそ』 では大韓民国映画大賞最優秀音楽賞、中国映画 『おばさんのポストモダン生活』 では第27回香港アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞するなど海外においても高い評価を得ている。
この経歴を見ればめちゃくちゃすごい人っていうことが分かると思います。『風の谷のナウシカ』や『千と千尋の神隠し』など誰もが知っているジブリ映画の音楽をはじめ、「世界の北野」こと北野武の『HANA-BI』や本木雅弘主演の『おくりびと』など、世界的に有名な映画の音楽も手がける日本の作曲家、編曲家、指揮者、ピアニストです。
どれだけすごい人なのか分かりますよね。
クインシー・ジョーンズも久石譲のようにジブリ音楽を手がけた？
久石譲の経歴を紹介したところで、勘の良い人は
えっ？ということはクインシー・ジョーンズも・・・？
と思ったのではないでしょうか。あのクインシー・ジョーンズもジブリ音楽を手がけていたのか？と思っていろいろ調べてみたのですが、ウィキペディアには
クインシー・ディライト・ジョーンズ二世（Quincy Delight Jones II、1933年3月14日 – ）は、アメリカ合衆国のジャズ・ミュージシャン、音楽プロデューサー、作曲家、編曲家。1950年代から第一線で活躍を続け、グラミー賞をはじめとする音楽賞を多数受賞している。ブラックミュージック界のみならず、アメリカのポピュラー音楽界における著名人の一人である。また、米FOXテレビの人気コメディ番組MADtvの製作総指揮も担当している。
としか書かれておらず、海外のウェブサイトなども探してみましたが残念ながらそんな事実はありませんでした。
意外！ジブリ映画の音楽も手がける久石 譲とクインシー・ジョーンズの関係はこれ。
久石譲の本名は藤澤 守（ふじさわ まもる）ですが、芸名の久石譲は
「久石=クインシー」、「譲＝ジョーンズ」とクインシー・ジョーンズを当て字にしたらしい。
これを知った時はかなり驚いたんですが、なんとも粋なネーミングセンスですよね。
ヤバイでしょ、これ。
ジブリ映画で数々の音楽賞を受賞した久石譲はクインシー・ジョーンズをリスペクトしていた？
『ハウルの動く城』で第31回ロサンゼルス映画批評家協会賞音楽賞を受賞するなど、輝かしい功績を残している久石譲がアメリカを代表する音楽家でマイルス・デイビスやマイケル・ジャクソンのプロデュースをしたことでも知られるアメリカ音楽界の重鎮であるクインシー・ジョーンズをリスペクトしていたとしても不思議ではないですよね。
ただし、ウィキペディアによると、
岩切徹「現代の肖像 久石譲 作曲家」『AERA』2010年11月1日号、朝日新聞出版、72p。「特別好きなミュージシャンというわけでもなかったし、深い意味は何もないんですよ」と語っている
と、本人は軽く否定しているようで、
「久石=クインシー」、「譲＝ジョーンズ」とクインシー・ジョーンズを当て字にした説
の真相は不明。 でも、音楽家であればこのぐらいの遊び心と神秘的な部分は絶対に必要ですよね。
そう言えば、久石 譲とクインシー・ジョーンズって顔とか雰囲気が似てるよなぁ…。
